今日は、サキソニー(サクソニー)について。
元来はドイツ・ザクセン地方の優良メリノ羊毛の紡毛・梳毛織物でした。
現在ではオーストラリアなどのメリノ羊毛を用いた紡毛織物をさします。
メリノ・・・スペイン原産でアメリカ・フランス・オーストラリアなどで改良された毛が長く質の良い羊。すなわちめっちゃ良い毛ってことね。
紡毛(ウーレン)・・・表面がふわふわと毛羽立った太い糸のこと。(かなりざっくりです。はい。)
梳毛(ウーステッド)・・・細くて毛羽の少ない糸のこと。(こちらもかなりざっくりです。はい。)
軽く縮充してメルトン仕上げを施すため、手触りが柔らかく、弾力性がありんす。
メルトンとフランネルの中間くらいの風合いで、薄メルトン(ミルトンではない。)とも呼ばれています。
縮充・・・紡毛織物の風合いを決める重要な仕上げ方。酸・アルカリあるいは石鹸水溶液などの縮充剤で湿らせた紡毛織物を機械的に揉む。結果、繊維が互いに絡み合い、収縮して厚みが増し、糸から毛羽がでるんでやんす。
春秋のジャケットや、スーツ。スラックスに使われることが多い。
縞模様のモノが多く見られたり、見られなかったり。。
こんな感じです。
以上!!!!
kinu
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